Announcing support for non-Premium Power BI datasets in Power BI Paginated Report Builder
https://powerbi.microsoft.com/ja-jp/blog/announcing-support-for-non-premium-power-bi-datasets-in-power-bi-paginated-report-builder/ この7月1日のブログ記事、完全に見落としてたー Paginated Report を作るための Power BI Report Builder が Power BI Premium のユーザーじゃなくても使えるよーという内容。 まず Paginated Report ですが、一言で言うと、昔ながらの帳票を思い浮かべるとイメージ通りかと。 請求書、発注書など、日々業務で出会う帳票ですね。ヘッダーに取引先名称があって、真ん中に明細行があって、明細行が多い場合はページングして、みたいな帳票です。 SSRS (SQL Server Reporting Services) を使ったことがある方はまさにそれです。 これまで SSRS のレポートを作成するツールは SQL Server 製品ファミリーで Report Builder と呼ばれていたのですが、これが 2019 年 4 月に Power BI の名を冠して Power BI Report Builder となりました。 引き続き、SSRS のレポートを作成・発行することはもちろんできますし、Power BI Premium のユーザーは Power BI service へもレポートを発行することが可能です。 で、このリンクの記事は、Power BI Premium ではない Power BI Pro ユーザーに対して、自身のマシン上であれば Paginated Report を作ることができるようになったよーというアナウンスです。 しかも、自身の Pwoer BI service にある Dataset に接続可能だよ!っていうもの。ここが大きいですね。ただし作成したレポートを Power BI service へ発行することはできません。それは Power BI Premium ユーザーのみです。 なので、既に自組織の Power BI service の Dataset に必要なデータがあるよ!っていうユーザーさんは、それらに接続して自身のマシンで帳票(= Paginated Report)を作ることができます。 作った帳票はこれまた自身のマシンで実行可能で Word, Excel, PowerPoint, PDF, TIFF, MHTML, CSV, XML に出力することが可能です。印刷もできます。 Power BI Report Builder の使用方法は以下の記事中のチュートリアルのリンクを見るとわかると思います。 ご参考までに。
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AuthorYugo Shimizu 株式会社セカンドファクトリー在籍。アーキテクト。主にマイクロソフト系技術を使っております。C#、.NET、SQL Server 等。最近は Power BI や IoT, Web API 等に興味あり。
このブログは IT を普通の人が使えるものにする 民主化 をテーマにしています。 Archives
10 月 2020
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