はい、今年もこの季節がやってまいりました。Microsoft MVP の更新発表です。 おかげさまで、4回目の MVP を受賞しました。本当にこれは皆様のおかげです。重ねて感謝申し上げます。 カテゴリは変わらず Data Platform - Power BI での受賞です。 6月に入ると、いっつも多少なりとも不安になります。 「更新できるかな…?」 これは誰にもわからないのです。 「そんだけ活動していれば、大丈夫でしょ」 よくそう言っていただきます。有難いことです。でもやっぱり誰にもわからないのです。 考えてみたら、Microsoft MVP Award って凄くて、過去1年間の特定の技術領域において、そのコミュニティをリードしてくれてありがとうというサンキューアワード(名誉賞)なのですが、Microsoft というイチ民間企業が受賞者個人と NDA (いわゆる秘密保持契約) を結んで、一般よりも先に製品情報を知ることができたりします。Microsoft 社員は受賞することができず、対象は外の人です。たまに Microsoft MVP を中の人だと勘違いされることもありますが、それは違います。そして、中の人でも知りえないことを知ってたりします。 皆さんが所属している企業でもありますよね? 研究開発部門の情報は他部署の人は知りえないのは常識だと思います。 そういう情報を知りえるので、当然誰かに言いたくなります。SNS で書き込みたくなります。これは人間の性かもしれません。ですが、そこまで織り込み済みで NDA を結ぶのです。この NDA を単なる制限と思っている人も見受けられますが、そうではありません。MVP 受賞者を守るためのものでもあるのです。企業スパイに狙われたりしますからね。映画や小説の中だけの話ではなく、これは事実なのです。株価に影響する可能性があったりしますので。 つまり、MVP にはそこまで高い自制心が求められます。 (個人の感想ですが、そうあるべきだと思っています) ですので、
私はこの再受賞の際にいつもこれらを再確認して、1年間を振り返って、襟を正すように心掛けています。 再受賞は嬉しくもあり、振り返って襟を正し、前を向いていく良い機会だと思っています。そして何よりもコミュニティの皆様に感謝する機会です。 というわけで、2020.07 - 2021.06 までまた MVP として活動させていただきます。
胸を張って Power BI 王子と名乗ることもできます(笑) 今年は新型コロナウイルスの影響もあり、これまでの活動はオンラインベースで形を変えて進めることになると思います。また、それ以外の新たな活動として、準備をしているモノが2つほどあります。ひとつは MVP に関わらないものですが、今必要だと強く思っている内容です。時期が来たら、お知らせさせていただきます。 最後に、もう一度これを読んでくださった皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました!
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AuthorYugo Shimizu 株式会社セカンドファクトリー在籍。アーキテクト。主にマイクロソフト系技術を使っております。C#、.NET、SQL Server 等。最近は Power BI や IoT, Web API 等に興味あり。
このブログは IT を普通の人が使えるものにする 民主化 をテーマにしています。 Archives
10 月 2020
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