2020年2月2日 (日) に名古屋の学習塾エンカレッジ桃花台さんにて、橋本先生 からご依頼をいただきまして、小中学生向けにお話をさせていただきました。
依頼内容としては小中学生向けに以下をお話してくださいとのことでした。
私は IT アーキテクトですが、私の他に、保育園の園長先生、Web デザイナー、キャリアコンサルタントの方がおられました。
当日は以下のようなタイトルで、非常に苦労した学生時代の就職活動からお話をさせていただきました。
就職活動の面接で
面接官「あなたの夢はなんですか?」 じぶん「特にないですね。そういうあなたの夢はなんですか?」 面接官「え…(黙)」 じぶん「なんだ、あなたもないんじゃないですか」 といった会話をして、ケンカになった こんなお話からスタートして、そのまま大学を卒業。就職浪人中、友人から SE という職種を教えてもらって、ようやく最初の会社に入ったことなど、嘘偽りなくお話させていただきました。 (子供たちにとって、参考になったかはわかりません?) そこから IT アーキテクトや開発者がどういった仕事か、今自分がどんな仕事をしているかなどをお話させていただき、そうして気付いたら、数百人の前でセッションをさせていただけるようになったことを紹介させてもらいました。(以下の写真を使いました) あ、Microsoft MVP Award についても説明させてもらいました。
そんな感じで話をしながら、Power BI や Power Virutal Agents など Power Platform で作成した東京ディズニーランドのデモを見せたりもしました。(以下の動画)
時折お子さんたちに質問させてもらって、気付いたら 45 分くらいお話しちゃってました(予定は 30 分...) 終わってから 「あーちょっと長かったかなー」 「余計なことを入れすぎたかなー?」 「そもそもちゃんと伝わったかな...?」 など、正直反省点ばかりでした。 が、昨日(2020年2月16日)ご依頼いただきました橋本先生から、お子さんたちとその親御さんからのフィードバックをいただきました。 以下、橋本先生からのメッセージ(原文のまま)です。 (橋本先生からのご承諾をいただいております) 今順次、保護者の方と面談を行っています。イベントに参加してくださったお母さん方から、とても良い感想が返ってきています。
もうね、なんていうの、目頭が熱くなるっていうの、それくらい嬉しかったですよ。大人たちに仕事で褒められるより、何倍も、何十倍も嬉しかったですよ。未来のあるお子さんたちが、僕の話を聞いてくれて、自分のことを考えてくれて、親御さんと一緒になって、行動をしてくれる…
こんなに嬉しいことが他にあるだろうか? (いや、ない!)
たとえ相手が小中学生だったとしても、きちんとお話すれば、聞いてくださるし、わかってくださるんだなぁと、ほんとにしみじみと感じました。
彼らの今後が楽しみです!!
【IT 系のコミュニティリーダーの方へ】
今回やってみて、非常に手応えを感じました。おそらく、コミュニティリーダーをやられている方であれば、こういったことができるのではないかと、思っております。 未来のある大事な子供たちに、こういった活動を考えてみてはいかがでしょうか? 同じくコミュニティリーダーをさせていただいている、私からの一つの提案です。
【同様の企画をされる方へ】
学生時代に塾講師をしていた経験もあり、子供たちと話をするのは大好きです。加えて、今の日本を変えるには教育から見直さなければならないと、切に感じております。もし、「ウチでも話してほしい!」という方がいらっしゃいましたら、ご依頼、お待ちしております。休日なら動けます。 以下までご連絡ください。メールのタイトルに今回の記事のタイトル "「未来を創る君たちへ」でお話させていただきました への問い合わせです" と付けていただけると助かります。宜しくお願い致します。 Twitter: https://twitter.com/yugoes1021 Facebook: https://www.facebook.com/yugoes1021 Mail: [email protected]
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Power BI でデータを最新化する際に既に存在する機械学習の学習モデルにデータを投げて、その結果を BI で見たいというシナリオ、ありますよね?
以下の記事でその方法が紹介されています。 Azure Machine Learning の Power BI への統合 https://docs.microsoft.com/ja-jp/power-bi/service-machine-learning-integration 現状では Power BI dataflows の Power Query Online でデータを取得する際に Azure ML と連携が可能です。 上記の記事を参考にしてみてくださいー ちなみにワタクシ、手元に手頃な ML のモデルがなくて、まだ試せてません。 試した方いらっしゃいましたら、教えてください! Announcing support for non-Premium Power BI datasets in Power BI Paginated Report Builder
https://powerbi.microsoft.com/ja-jp/blog/announcing-support-for-non-premium-power-bi-datasets-in-power-bi-paginated-report-builder/ この7月1日のブログ記事、完全に見落としてたー Paginated Report を作るための Power BI Report Builder が Power BI Premium のユーザーじゃなくても使えるよーという内容。 まず Paginated Report ですが、一言で言うと、昔ながらの帳票を思い浮かべるとイメージ通りかと。 請求書、発注書など、日々業務で出会う帳票ですね。ヘッダーに取引先名称があって、真ん中に明細行があって、明細行が多い場合はページングして、みたいな帳票です。 SSRS (SQL Server Reporting Services) を使ったことがある方はまさにそれです。 これまで SSRS のレポートを作成するツールは SQL Server 製品ファミリーで Report Builder と呼ばれていたのですが、これが 2019 年 4 月に Power BI の名を冠して Power BI Report Builder となりました。 引き続き、SSRS のレポートを作成・発行することはもちろんできますし、Power BI Premium のユーザーは Power BI service へもレポートを発行することが可能です。 で、このリンクの記事は、Power BI Premium ではない Power BI Pro ユーザーに対して、自身のマシン上であれば Paginated Report を作ることができるようになったよーというアナウンスです。 しかも、自身の Pwoer BI service にある Dataset に接続可能だよ!っていうもの。ここが大きいですね。ただし作成したレポートを Power BI service へ発行することはできません。それは Power BI Premium ユーザーのみです。 なので、既に自組織の Power BI service の Dataset に必要なデータがあるよ!っていうユーザーさんは、それらに接続して自身のマシンで帳票(= Paginated Report)を作ることができます。 作った帳票はこれまた自身のマシンで実行可能で Word, Excel, PowerPoint, PDF, TIFF, MHTML, CSV, XML に出力することが可能です。印刷もできます。 Power BI Report Builder の使用方法は以下の記事中のチュートリアルのリンクを見るとわかると思います。 ご参考までに。 「待たせたな!」 と往年のコント赤信号のリーダー風の登場です 改めまして、遅くなりました。 3回目の MVP Award 受賞でございます。 カテゴリーは変わらず Data Platform で Power BI での受賞でございます。 今回で日本の MVP は 189 人 (2019年7月現在) になったようで、そのうちの1人になれたのは非常に光栄です。 これでまた1年、胸を張って王子を名乗れます٩( ‘ω’ )و この結果はご協力頂いた皆様のお陰です。本当にありがとうございます。 他の皆様から約1日ご挨拶が遅くなったのには理由があります。 https://mvp.microsoft.com/ja-jp/PublicProfile/5002429?fullName=Yugo+Shimizu
↑ の URL で MVP 受賞者の検索ができるのですが、このサイトがメンテナンスで昨日まで Close してたからです。 皆さんにご報告する際は、パブリックな証跡が欲しいなと思い、このサイトのメンテナンス終了を待っていたところ、1日遅くなってしまいました。ご報告が遅くなってしまったこと、申し訳ございません。 さて、毎年この時期になると、MVP とは?を考えざるを得ません。Microsoft の定義を私なりに解釈すると、MVP = コミュニティリーダーで、インフルエンサーです。Microsoft は営利企業ですから、彼らの提供する特定の製品やサービスに関して、影響力のある第三者という定義ですね。またその活動はビジネスではなく、ボランティアでなければなりません。基本的にビジネス上の活動は認められないという前提があります。 一方で MVP は Most Valuable Professional の略です。英語に精通されている方はお分かりだと思いますが、Professional とは Master とか Geek、Expert、Specialist など、その道の専門家を表す言葉の中で最上級として扱われます。その道の専門家でかつちゃんとビジネスをしていて、お金を稼いでる人、という感じです。プロスポーツ選手をイメージするとわかりやすいですね。 つまり MVP とは、日常ではその道のプロとして活動していながら、申請時に認められる活動としては、それ以外のその道のボランティア活動が対象ということになります。 そして過去1年間、今回の対象期間は 2018.04 - 2019.03 ですが、この期間において、活動した内容が評価および審査されます。そう、過去の活動に対する Award (賞) なんです。まぁ、賞って過去のモノにしか与えられないので当たり前ですけどね。 すごくわかりやすく言うと、個人のボランティア活動に対して Microsoft から貰える「頑張ったで賞」なんです。現在の MVP に対してはは去年頑張ったんだねーしかなく、偉くもなんともないのです。 長くなってきたので、ここら辺で終わりにしますが(本当はまだまだいっぱい書きたいw)、最後にひとつ。最初に MVP はコミュニティリーダー と書きました。 Leader の反対語、わかりますか? 導く者 には ついて行く者 が必要です。 そう、Follower です。 日本語では支持者とも訳しますが、それだと政治家っぽいので、ついて行く者 にします。 「リーダーがあるタイミングで振り返ったら、1人もフォロワーがいなかった」 これは何とも悲しいですよね。逆に言うと、フォロワーが1人もいない人は、リーダーではないんです。だから1人ではリーダーにはなれない。企業の経営者も同じかもしれません。 個人的には今年、ここを今一度重視して活動をしていきたい考えています。単純な授業形式の勉強会とは違った、ディスカッション重視のモノを継続的にやっていきたいと思っています。 というわけで長くなりましたが、今期もまたよろしくお願いします!!! ありがとうございました(⌒▽⌒) 今月から Power BI Desktop の更新アナウンスに合わせてブログを書こうかと思いまして、タイプし始めました( ^ω^ ) Power BI Desktop August Feature Summary が一昨日で出てますね。 要は 2017 年 8 月版の Power BI Desktop がでましたよーということ。 https://powerbi.microsoft.com/ja-jp/blog/power-bi-desktop-august-2017-feature-summary/ Reporting
What if parameters
Data connectivity
https://youtu.be/ND8U0yXroaQ 中でも面白い機能が What if Parameters 端的に言うと、シミュレーションをしたいときにある値を動的に変えることができる機能です。 一番わかりやすいのは [売上] から [粗利益] がどのくらい残るのか、シミュレーションしたいときありますよね。その掛け率や経費等、変動する値がある程度の幅でわかっているなら、それをこの [What if parameters] でパラメータ化しておくと、簡単にシミュレーションできますよというもの。 詳細は以下の youtube をご覧ください。 https://youtu.be/ND8U0yXroaQ?t=24m51s 私もまだ全部試せてませんー(汗
お盆休み中なので適当に気が向いたら、試します(''ω'')ノ 併せて、9月2日(土)の第5回 Power BI 勉強会のネタ探しをしておりますー こんなにネタが決められないのも珍しい(笑) https://powerbi.connpass.com/event/63008/ 今のところ、技術的な大きなネタというより、小ネタを組み合わせて、使うパターンをご紹介しようかと思っています。ではではまたそのうち! だいぶご報告が遅くなりましたが、2017年2月に Microsoft MVP アワードを受賞しました。 カテゴリーは Data Platform になります。 2016年の1年間の活動が認められて、Power BI での受賞となります。 これも1年間、登壇の機会をいただき、勉強会開催のご協力をしていただいた皆様のおかげでございます。 あらためまして、ご報告させていただくとともに、感謝を申し上げます。 本当にありがとうございました。 201/上記が私の MVP のプロフィールになります。
活動としては、 2016/06/25 MSInteract 2016/08/27 CLR/H in Tokyo #10 2016/09/07 Microsoft Foresight 2016/10/01 Power BI 勉強会 - はじめの一歩 2016/10/22 CLR/H in Tokyo 第11回 2016/11/01 Microsoft Tech Summit 2016/11/26 Power BI 勉強会 #2 2016/12/21 Japan Web API Community #01 ということになります。 今年も変わらず、出来るだけ多く登壇したいと思っとります。 また、今年のテーマは、東京だけでなく、地方の勉強会にも喜んで飛んでいく!です。 私がお話しできるのは
ご興味ある方、以下までお気軽にご連絡くださーい(^◇^) Twitter: @yugoes1021 Facebook: https://www.facebook.com/yugoes1021 ごめんなさい。またまた 前回 から時間があいてしまいました。。。 今回はこれまでのこのシリーズをまとめてみます。 客観的に振り返り、IoTというジャンルで汎用化してみましょう。 これまでの 1 ~ 3 回のリンクを張っておきます。まだ読んでいない方は、こちらからお読みください。 [IoT]Power BI, Sony MESH, IFTTT を使用した自宅の温度湿度の可視化 第1回 [IoT]Power BI, Sony MESH, IFTTT を使用した自宅の温度湿度の可視化 第2回 [IoT]Power BI, Sony MESH, IFTTT を使用した自宅の温度湿度の可視化 第3回 前回までで出来上がったのはこの構成図です。誰でも試せるよう、可能な限り、安価で実現できることを目指したため、様々なサービスを使用することになりました。MESH、iPad、IFTTT、Dropbox、Azure Logic Apps、Power BI と、一見すると、そのサービスの多さ故、複雑に見えますが、これをそれぞれの役割に分けて描くと以下のような図になります。
最後に IoT の流行について記しておきます。IoT の分野だと、最近 "エッジ" という言葉がよく使われるようになってきました。Edge = 端っこを意味する英単語です。ちなみに完全に余談ですが、on the edge というと「崖っぷち」とか「危険に晒されて」などの意味になりますが、on the cutting edge というと「最先端」を意味するフレーズになります。 で、IoT の分野だと、いわゆるセンサーやクライアントマシンを意味する言葉です。より正確に言うと、センサーやクライアントマシンが存在する場所を指す言葉です。物理的な場所として「クラウド」の反対語として使われています。上記の説明の番号で言うと、1と2に当たります。また、去年までは基本的にクラウド側でデータの分析や取捨選択を行うのが主流でしたが、2017年に入って、エッジ側でデータの分析やクラウドにアップするデータの取捨選択をするような手法が取られるようになってきました。これを "エッジ コンピューティング" と呼びます。 この流れは、LPWA (Low Power, Wide Area) と呼ばれる無線方式が広まってきたことが理由のひとつです。LPWA はボタン電池ひとつで 1 ~ 2 年以上動作するような超省電力で、かつ、数 km ~数 10 km も届くような通信方式です。ただし Wi-Fi や LTE と比較すると、通信の速度は圧倒的に遅く、送信できるデータ量は非常に少ないです。20年近く前のダイアルアップのインターネットといい勝負です。 従って、可能な限り、エッジ側でデータの取捨選択をしてしまって、クラウドに送るべきデータ容量と送信頻度を少なくすることが主流になってきています。 さて、昨年から4回に渡り、IoT というものを身近な機器で実現してみることをやってきました。意識したのは、やってみたいと思った人が誰でも実現しやすい機器やサービスを選んできました。もし、どうしてもうまく動作しなかったという方は、遠慮なくご連絡ください。 Twitter: @yugoes1021 Facebook: https://www.facebook.com/yugoes1021 また、興味を持って試していただいた方、ありがとうございます。 ぜひやってみた感想など、フィードバックをいただけると助かります。 ここからは宣伝です。
定期的に以下2つの勉強会で登壇させていただいております。 [Power BI 勉強会] https://powerbi.connpass.com/ [Japan Web API Community] https://jwacom.connpass.com/
前回からひと月ほど空いてしまいまして、ついでに年も明けました。
2017年、明けましておめでとうございます! さて、前回までで全体の半分が終わったことになっております。下記の構成図でいうと、ちょうど上半分ですね。 今回のポストから見られた方は、前回から始めていただけることをおススメ致します。
今回は、Dropbox に溜まっている JSON ファイルを Azure Logic Apps (または Microsoft Flow) で取得して、それを Power BI Service に POST する方法を順に説明していきます。
1.Power BI Service の前準備
今回は Logic Apps を使用して、Power BI Service へ JSON データを POST するところがハイライトになるのですが、先に Power BI Service の POST 用 URL を取得しておく必要があります。
Power BI Service にはリアルタイムストリーミングを実現するための POST 用 URL (Power BI REST API) が用意されており、ここに JSON データを POST する(送信する)ことで、リアルタイムに動くグラフを作成することができます。
上記は 2016年11月26日 に品川の日本マイクロソフトで開催された Power BI 勉強会に私が登壇させていただいたときの資料です。この資料の13 ~ 17 ページの「Power BI での設定」を参考にしてください。
ポイントは上記資料の 15 ページで、[新しいストリーミング データセット] を作成する際に、名前は任意でOKなのですが、その下に JSON データを定義する画面があります。画面の項目で言うと、[ストリームからの値] というところです。
前回 Dropbox に保存している JSON データに定義を合わせる必要があります。定義を合わせると上記画像のようになります。なお、繰り返しになりますが、[データセット名] は任意のもので大丈夫です。ご自身が識別しやすい名称にしてください。
このようにして作成したストリーミングデータセットにはデータをプッシュするための URL が提供されます。これが REST API となっており、ここに先ほど定義した JSON を POST してあげることで、Power BI に作成したストリーミングデータセットへデータを登録 (Insert) することができます。
上記画像で説明すると、黄色マーカーの [プッシュ URL] に対して、表示されている JSON データを POST するということになります。
この [プッシュ URL] をコピーしておきます。 2.Azure Logic Apps でフローを作成
https://portal.azure.com/ にアクセスして、Logic Apps を新規作成します。
画面左の [その他のサービス>] をクリックして、開いた画面に logic apps と入力すると [Logic Apps] が表示されるのでこれをクリックします。
開いた画面の左上 [+追加] をクリックします。
最後に [作成] をクリックしてください。 次に [ロジック アプリ デザイナー] でフローを作成します。 トリガー:[Dropbox] ファイルが作成されたとき アクション:HTTP トリガーは、下記の画像のように "dropbox" と検索してください。表示される「ファイルが作成されたとき」を選択してください。(英語表記だと "When a file is created" になります。)
選択すると、Dropbox のアカウントを入力するように求められるので、JSON ファイルが保存されているアカウントを入力して、フォルダを選択してください。
項目を確認する頻度は、ここでは1分に1回を指定しております。これは、Dropbox にファイルを作成する頻度が1分に1回になっているからです。より正確に言うと、iPad の MESH アプリで IFTTT に対してどのくらいの感覚でデータを送信しているかに合わせればよいかと思います。私は、前回の投稿で、iPad の MESH アプリを1分に1回動作させるように設定しているので(タイマーロジック)、Dropbox へのファイルの確認頻度も1分に1回に設定しております。
次に [新しいステップ] をクリックして、[アクションの追加] を選択します。
"http" と入力して表示される [HTTP] を選択します。
(下の画像の一番上のやつです。)
HTTP アクションには以下のように設定します。
ポイントは URI に先ほどコピーしておいた Power BI の [プッシュ URI] を指定することと、本文に Dropbox の [ファイルコンテンツ] を指定することです。Dropbox の [ファイルコンテンツ] とは、Dropbox トリガーで新しいファイルが作成されると、その新しく作成されたファイルの内容が取得されます。ここでは JSON ファイルの内容を文字列で取得することになるので、それをそのまま Power BI に POST してあげると、JSON データがそのまま登録されるということになります。
Dropbox トリガーと HTTP アクションを設定すると以下のような感じになります。
ここまでくれば、あとは Logic Apps を保存します。保存ボタンは画面左上にあります。(以下画像参照)
よく保存を忘れるので、注意しましょう!
保存した瞬間から、Logic Apps は1分に1回動作し始めます。
[概要] を選択すると、実行結果を確認することができます。
ここまでで Logic Apps でのフローの作成は終了です。
もし Microsoft Flow を使用される場合でも、設定内容は同じなので、読み替えて、設定してみてください。 3.最後に Power BI で確認する
https://app.powerbi.com/ を開いて、Power BI に正しくデータが届いているか、確認します。
最も簡単に確認する方法は、事前に作成したデータセットからレポートを作成することです。 [データセット] を表示して、アクションのグラフのようなマークをクリックすると、レポートを作成することができます。
上記のボタンをクリックして、以下の画像のように、画面一番右のデータのカラム名(列名:DateTime, Humid, Temp)を選択してください。すると、一覧形式でデータが表示されます。
データが表示されれば、正常に動作をしていることになります。あとは好きなグラフで可視化を楽しんでください!
4.まとめ
今回までで、最初に紹介した構成図が完成しました。
次回は、改めてアーキテクチャ視点で考え、まとめてみたいと思います!
それでは次回まで(^^)/ ※ご不明な点がありましたら、下記までお気軽にご連絡をー(^◇^) Twitter: yugoes1021 Facebook: https://www.facebook.com/yugoes1021 その際、「ブログを見ましたー」とお伝えいただけると、助かりますー。 MESH タグと MESH アプリのインストールまずは Sony MESH 温度・湿度センサーと MESH アプリの接続です。今回は iPad を使用しますが、iPhone や Android でも同様ですので、お手持ちのスマートデバイスに適宜読み代えていただければ、問題ありません。
MESH アプリでレシピ(フロー)を作成するMESH アプリではいわゆる処理フローをドラッグ&ドロップのみで作成することが可能です。この処理フローを MESH では レシピ と呼びます。今回用に使用するレシピを作成します。 すでに温度・湿度タグとは Bluetooth で接続されている前提で進めます。まだ接続されていない方は、上の Youtube 動画を参考に接続してください。 今回のレシピで用意するのは、タイマー、温度湿度タグ x 2、And ロジック、IFTTT タグです。 まずは IFTTT 連携の初期設定をしておきましょう。以下のページを参考に初期設定をしてください。 URL ⇒ IFTTT 連携の初期設定 以下の順序でレシピを作成します。
1. タイマー ロジック タイマーロジックを配置して、以下の様に設定します。なお間隔については任意ですが、ここでは1分とします。 2. 温度湿度タグ x 2 温度湿度タグを2つ配置します。これはひとつのタグでは 温度 or 湿度 のどちらか一方しか取得できないからです。 以下の様に設定してください。 3. And ロジック And ロジックは複数の入力を受け取ったときに同期をさせて後続処理に接続させたいときに使用する様です。 センサーから温度・湿度をそれぞれ取得するので、同時に戻ってくるとは限らないので、And ロジックを使用します。 ここでは時間範囲を 10 秒に設定しています。 4. IFTTT 連携 最後に IFTTT 連携タグを配置します。 イベント ID はに任意の文字列で OK ですが、後で IFTTT 側で同じ文字列を設定するので覚えておいてください。 ここでは FromMyiPad としています。 また、テキスト ですが、残念ながら MESH アプリの仕様(バグ?)で今回設定する文字列(JSON)を入れると、正しく表示してくれません。そのため以下の画像では { しか見えていませんが、正しくは以下の文字列になります。 { {"DateTime":"{{DateAndTime}}","Temp":{{MESH-100TH9999999:Temperature}},"Humid":{{MESH-100TH9999999:Humidity}} } なお上記の MESH-100TH9999999 の部分は温度・湿度タグのシリアル番号なのでご自身のものに置き換えてください。ご自身のシリアル番号の確認は、画面右側の温度・湿度タグをタップすると開く、以下の画面で確認できます。 ただしく テキスト に文字列を設定すると以下のようになります。 ここまでで MESH アプリのレシピの作成が完了です。 続いて、IFTTT の設定です。 ifttt.com へアクセスして管理画面を開いてください。 [IFTTT] My Applet 新規作成IFTTT 側で My Applets を新規作成します。 MESH アプリからの Trriger を受けて、Dropbox にテキストファイルを作成する処理になります。 ここまで正しく設定できていれば、1分に1回、Dropbox にテキストファイルが出来ているはずです。 ファイル名:december_1__2016_at_0100am.txt ファイル内容:[ { "DateTime":"2016/12/1 1:00:41","Temp":18.5,"Humid":48 } ] これで上記構成図の上半分がとりあえず出来たことになります。お疲れ様でした!!
次回は Dropbox に溜まった JSON ファイルを取り出して、Power BI Service に POST するところまでを説明します! それでは次回までちょっとお待ちください(^^)/ ながらく Blog をさぼってましたw 今回以下のような画像を Facebook と Twitter で投稿したところ、「構築方法が知りたい!kwsk」というご要望をいただきましたので、Blog を再開することにしました。 今回構築するのは、タイトルの通り、自宅の温度と湿度をセンサーで読み取り、これをクラウドを経由して、最終的に可視化してみようということになります。 私が自らに課した条件は、コーディングは一切しないということと、可能な限り安価にするということ、そして技術者でなくても、誰でもできるということです。 今回用意するものは以下です。
今回構築する最終形を図に表すと以下のようになります。 これを実現すると、どんなメリットがあるのか?私の考えるメリットは以下です。
みなさんがどこに興味を惹かれるかわかりませんが、たとえ営業さん、マーケター、企業の管理部門の業務担当者であっても、これを読んで、ちょっと1万円程度投資をすれば、誰でも実現可能な方法を選んでおります。 お子様の自由研究にももってこいの内容です。 今回はまずは必要なモノのご紹介までにしておきます。 次回から実際の構築に入っていきます。次回までに必要なものを揃えておいてください! それでは次回まで。 |
AuthorYugo Shimizu 株式会社セカンドファクトリー在籍。アーキテクト。主にマイクロソフト系技術を使っております。C#、.NET、SQL Server 等。最近は Power BI や IoT, Web API 等に興味あり。
このブログは IT を普通の人が使えるものにする 民主化 をテーマにしています。 Archives
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