ごめんなさい。またまた 前回 から時間があいてしまいました。。。 今回はこれまでのこのシリーズをまとめてみます。 客観的に振り返り、IoTというジャンルで汎用化してみましょう。 これまでの 1 ~ 3 回のリンクを張っておきます。まだ読んでいない方は、こちらからお読みください。 [IoT]Power BI, Sony MESH, IFTTT を使用した自宅の温度湿度の可視化 第1回 [IoT]Power BI, Sony MESH, IFTTT を使用した自宅の温度湿度の可視化 第2回 [IoT]Power BI, Sony MESH, IFTTT を使用した自宅の温度湿度の可視化 第3回 前回までで出来上がったのはこの構成図です。誰でも試せるよう、可能な限り、安価で実現できることを目指したため、様々なサービスを使用することになりました。MESH、iPad、IFTTT、Dropbox、Azure Logic Apps、Power BI と、一見すると、そのサービスの多さ故、複雑に見えますが、これをそれぞれの役割に分けて描くと以下のような図になります。
最後に IoT の流行について記しておきます。IoT の分野だと、最近 "エッジ" という言葉がよく使われるようになってきました。Edge = 端っこを意味する英単語です。ちなみに完全に余談ですが、on the edge というと「崖っぷち」とか「危険に晒されて」などの意味になりますが、on the cutting edge というと「最先端」を意味するフレーズになります。 で、IoT の分野だと、いわゆるセンサーやクライアントマシンを意味する言葉です。より正確に言うと、センサーやクライアントマシンが存在する場所を指す言葉です。物理的な場所として「クラウド」の反対語として使われています。上記の説明の番号で言うと、1と2に当たります。また、去年までは基本的にクラウド側でデータの分析や取捨選択を行うのが主流でしたが、2017年に入って、エッジ側でデータの分析やクラウドにアップするデータの取捨選択をするような手法が取られるようになってきました。これを "エッジ コンピューティング" と呼びます。 この流れは、LPWA (Low Power, Wide Area) と呼ばれる無線方式が広まってきたことが理由のひとつです。LPWA はボタン電池ひとつで 1 ~ 2 年以上動作するような超省電力で、かつ、数 km ~数 10 km も届くような通信方式です。ただし Wi-Fi や LTE と比較すると、通信の速度は圧倒的に遅く、送信できるデータ量は非常に少ないです。20年近く前のダイアルアップのインターネットといい勝負です。 従って、可能な限り、エッジ側でデータの取捨選択をしてしまって、クラウドに送るべきデータ容量と送信頻度を少なくすることが主流になってきています。 さて、昨年から4回に渡り、IoT というものを身近な機器で実現してみることをやってきました。意識したのは、やってみたいと思った人が誰でも実現しやすい機器やサービスを選んできました。もし、どうしてもうまく動作しなかったという方は、遠慮なくご連絡ください。 Twitter: @yugoes1021 Facebook: https://www.facebook.com/yugoes1021 また、興味を持って試していただいた方、ありがとうございます。 ぜひやってみた感想など、フィードバックをいただけると助かります。 ここからは宣伝です。
定期的に以下2つの勉強会で登壇させていただいております。 [Power BI 勉強会] https://powerbi.connpass.com/ [Japan Web API Community] https://jwacom.connpass.com/
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AuthorYugo Shimizu 株式会社セカンドファクトリー在籍。アーキテクト。主にマイクロソフト系技術を使っております。C#、.NET、SQL Server 等。最近は Power BI や IoT, Web API 等に興味あり。
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10 月 2020
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