MESH タグと MESH アプリのインストールまずは Sony MESH 温度・湿度センサーと MESH アプリの接続です。今回は iPad を使用しますが、iPhone や Android でも同様ですので、お手持ちのスマートデバイスに適宜読み代えていただければ、問題ありません。
MESH アプリでレシピ(フロー)を作成するMESH アプリではいわゆる処理フローをドラッグ&ドロップのみで作成することが可能です。この処理フローを MESH では レシピ と呼びます。今回用に使用するレシピを作成します。 すでに温度・湿度タグとは Bluetooth で接続されている前提で進めます。まだ接続されていない方は、上の Youtube 動画を参考に接続してください。 今回のレシピで用意するのは、タイマー、温度湿度タグ x 2、And ロジック、IFTTT タグです。 まずは IFTTT 連携の初期設定をしておきましょう。以下のページを参考に初期設定をしてください。 URL ⇒ IFTTT 連携の初期設定 以下の順序でレシピを作成します。
1. タイマー ロジック タイマーロジックを配置して、以下の様に設定します。なお間隔については任意ですが、ここでは1分とします。 2. 温度湿度タグ x 2 温度湿度タグを2つ配置します。これはひとつのタグでは 温度 or 湿度 のどちらか一方しか取得できないからです。 以下の様に設定してください。 3. And ロジック And ロジックは複数の入力を受け取ったときに同期をさせて後続処理に接続させたいときに使用する様です。 センサーから温度・湿度をそれぞれ取得するので、同時に戻ってくるとは限らないので、And ロジックを使用します。 ここでは時間範囲を 10 秒に設定しています。 4. IFTTT 連携 最後に IFTTT 連携タグを配置します。 イベント ID はに任意の文字列で OK ですが、後で IFTTT 側で同じ文字列を設定するので覚えておいてください。 ここでは FromMyiPad としています。 また、テキスト ですが、残念ながら MESH アプリの仕様(バグ?)で今回設定する文字列(JSON)を入れると、正しく表示してくれません。そのため以下の画像では { しか見えていませんが、正しくは以下の文字列になります。 { {"DateTime":"{{DateAndTime}}","Temp":{{MESH-100TH9999999:Temperature}},"Humid":{{MESH-100TH9999999:Humidity}} } なお上記の MESH-100TH9999999 の部分は温度・湿度タグのシリアル番号なのでご自身のものに置き換えてください。ご自身のシリアル番号の確認は、画面右側の温度・湿度タグをタップすると開く、以下の画面で確認できます。 ただしく テキスト に文字列を設定すると以下のようになります。 ここまでで MESH アプリのレシピの作成が完了です。 続いて、IFTTT の設定です。 ifttt.com へアクセスして管理画面を開いてください。 [IFTTT] My Applet 新規作成IFTTT 側で My Applets を新規作成します。 MESH アプリからの Trriger を受けて、Dropbox にテキストファイルを作成する処理になります。 ここまで正しく設定できていれば、1分に1回、Dropbox にテキストファイルが出来ているはずです。 ファイル名:december_1__2016_at_0100am.txt ファイル内容:[ { "DateTime":"2016/12/1 1:00:41","Temp":18.5,"Humid":48 } ] これで上記構成図の上半分がとりあえず出来たことになります。お疲れ様でした!!
次回は Dropbox に溜まった JSON ファイルを取り出して、Power BI Service に POST するところまでを説明します! それでは次回までちょっとお待ちください(^^)/
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AuthorYugo Shimizu 株式会社セカンドファクトリー在籍。アーキテクト。主にマイクロソフト系技術を使っております。C#、.NET、SQL Server 等。最近は Power BI や IoT, Web API 等に興味あり。
このブログは IT を普通の人が使えるものにする 民主化 をテーマにしています。 Archives
10 月 2020
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